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一言映画評~『戦場のピアニスト』など

〔前の記事同様、『ヨーロッパ退屈日記』風に書きます〕 たまに青春映画を見たくなる 数ヵ月に一度くらい、猛烈に青春映画を見たくなることがあります。 こういうときは洋画より邦画のものを見たほうが落ち着きますな。 しかし『ウォ―ターボーイズ』なんかは…

映画『La La Land』感想(ネタバレほぼなし)~どこにでてきた滝廉太郎~

〔 (久しぶりに、新潮文庫からでている伊丹十三の『ヨーロッパ退屈日記』(の、何度も読んでいるスパゲッティのゆで方のところ以外)を読み返して、文体に影響されたので、今回は敬語で書きます。〕 駅の構内にある千円カットで髪を切りました。いつものように…

大江作品の登場人物のイメージについて+一言映画評

伊丹十三DVDコレクション 静かな生活出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発売日: 2005/08/24メディア: DVD クリック: 5回この商品を含むブログ (31件) を見る『静かな生活』という映画を見た。点をつけるなら60点くらいのたいしたことない映画…

戦後文学探検隊 番外編 「風宴」 梅崎春生 +今後の方針など

昔の小説なんか読んでるとよく出てくる、大学に行かねえで、下宿先に引きこもって、本と酒だけで生活しているような、退廃的な学生ってのは、憧れるよな。時代とか世間を遠ざけて、独特の時間を生きているようで。 優雅さとは違うんだよ。ゆとりがあるようで…

「弱きわれら」の違和感~映画「沈黙」のキャッチコピーは、誰に向けたものなのか

映画「沈黙」の公式ホームページを見てほしいんだわ。トップページの広告の上部に「なぜ弱きわれらが苦しむのか-」ってキャッチコピーが書いてあるんだけど、映画を見たあとだと、ハァ?って思った。 弱きわれらって、たぶん作中の切支丹たちのことなんだろ…

映画『沈黙』感想(ネタバレほぼなし)~スコセッシの懐石料理について~

マーティン・スコセッシ監督の新作映画、『沈黙』みた。最初に言うけど、映画館に1000円払って見に行く価値があるかないかと言えば あります。 この映画は、マーティン・スコセッシの高級な懐石料理である と、思う。 叩きどころがない。 蝉の鳴き声が無音に変…

戦後文学探検隊2 「桜島」 梅崎春生

軍隊のような高校を卒業し、威圧ばかりする教師ともこれでおさらばと思っていたら、大学のサークルでは、歳がひとつやふたつ上な程度で、上から目線でくだらない説教をかましてくるような、なかなか厄介な「センパイ」といういきものがいた。俺はもちろん、…

「異邦人」カミュ

カミュの「異邦人」を読んだとき、主人公のムルソーが自分とそっくりで驚いた。と同時に、この世界に強力な味方を、友達を、見つけたようで、心強かった。 ムルソーは、なんというか、論理より衝動に身を任せて行動する人間だと、読んだらみんな、感じると思…

戦後文学探検隊1 「幻化」 梅崎春生

学生時代の思い出が染み込んでいる場所に行くのは、中毒性がある。 大学を卒業した今、歩いていると、過去と現在が繋がるような感覚があり、それがなぜか、自分の内側から笑いをおこさせることがある。 学生時代、友人とバカ騒ぎした場所やオンナと大喧嘩し…

自己紹介

ストレス発散のためになんか書く テーマは ・文学(戦後文学メイン) ・映画 ・俳句 ・人生 ・日記的なもの とか。 肩肘張らず書いていきたい。